中学生が塾に通い始めるタイミングの見定め方(中2・3英語後編)
2021/10/21
中学生が塾に通い始めるタイミングの見定め方(中2・3英語後編)
前回に引き続き、今回は「中学生の塾に通い始めるタイミングの見定め方(中2・3英語後編)」をご紹介します。
中学生が塾に通い始めるタイミング
英語⑩比較級・最上級
この文法事項も文型と修飾語の理解がないままだとつまづきます。
教科書レベルの内容で訳せるから大丈夫と思って油断しないようにしましょう。
最上級から比較級を使った文への書き換えなど文法的な理解が必要な問題を解けずにテストで困る中学生が多いです。
市販の問題集などで確認してみて、厳しいようなら塾通いを検討した方がいいでしょう。
中学生が塾に通い始めるタイミング
英語⑪受動態
この単元は、まず不規則動詞の過去分詞を覚えられないと厳しいです。
平均的な中学生の場合、学校の教科書だけでは不規則動詞の過去分詞を定着させることは難しいです。
何回か見ただけで単語を覚えられるくらいの特殊なレベルの中学生ではない限り厳しいと思った方がいいです。
中学生の英語で不規則動詞の過去分詞が必要になるのは受動態だけではありません。
過去分詞が覚えられないと中3で習う現在完了や分詞の後置修飾も無理になりますので、この段階から塾に通い始めた方がいいでしょう。
また、受動態は英語だけではなく日本語レベルで理解できているかもポイントになります。
大人からはたいして難しくないように見えますが、「する・される」という関係が日本語でもよくわかっていない中学生や、うまく表現できない中学生は意外といます。
教科書レベルで受動態の訳がスムーズにできないとしたら、日本語のほうに問題がある可能性もあります。
その場合は、ただ英語を教えてくれるのではなく、国語も踏まえて英語を教えてくれる塾でないと意味がありません。
ミトヤ塾では、英語の授業でも「国語力育成」に力を入れていますので、是非お任せください!
中学生が塾に通い始めるタイミング
英語⑫中2の3月~中3の4月
中学生になってからずっと英語の成績が5だったということではない限り、中3に上がる前から塾に通うことをお勧めします。
最近の教科書は英語の文章量が増えてはいるものの、受験の長文を読みこなせるレベルには足りません。
塾に通っている中学生と、通っていない中学生の触れている英語の量にはだいぶ差があります。
中3になってからはさらに差が開きます。
塾では英語の長文読解の指導も始まるからです。
夏休みに部活を引退してから塾に通うとしたら、英語を苦手から得意にするのは厳しいと思っておいた方がいいです。
朝から晩まで勉強するくらいの覚悟があるなら話は別ですが、そんなことができる中学生はほとんどいません。
受験を考えるなら、中2の3月初め~春期講習のあたりから塾通いを始めましょう。
以上、2回に渡り「中2・3英語」について、中学生の塾に通い始めるタイミングの目安をご紹介しました。
一度つまづくと、それを取り戻すには時間と労力が必要になります。
しかし中学生の時間は意外と限られています。
また、中学生の塾通いはタイミング次第で効果が変わってきます。
中学での勉強がスムーズにいくように、是非、ご紹介した内容を参考にしてみて下さい。
中学生の皆さんと保護者の皆様のお力になれれば幸いです。
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