中学 生が塾に通って「ごめんなさい」が言えるようになった話。

中学生が塾に通うとどのような効果があるのか。
塾に通った中学生が学力的にどう伸びたのか、塾での勉強を通じて人間的にどう成長したのかは、合格実績だけでわかるものではありません。
 
実際にミトヤ塾に通っていた生徒たちの成長物語をお伝えするシリーズ第２回目は、塾に通って「ごめんなさい」を言えるようになった中学生B君のお話。

【中学生B君の入塾までの経緯】

とにかく勉強が苦手、、というより嫌いだった中学生B君。
中学に入学する時点で、かけ算の九九も怪しいし、簡単な足し算も筆算をしないとできない状態でした。
このままではマズイということで中学１年の夏過ぎから塾に通い始めました。

【塾に通い始めてからの中学生B君】

ここまで勉強嫌いな中学生を、まともに取り組める状態にするのは一筋縄ではいきません。
宿題は何度言ってもやってこない状態。「宿題を忘れたら、次回までの宿題は授業がない日に呼び出してやらせる」ということを繰り返していました。
宿題を忘れて叱られても、「あ、いや、、」というだけで、反省しているんだかしていないんだか、頑として「ごめんなさい」とは言いませんでした。
お母様も「うちの子、絶対に謝らないんですよ」とおっしゃっていました。

そんな状態で、中学１年の入塾時の偏差値は５教科25。
学校の内申も半分以上が１でした。学校の授業に参加しているのに１がつくってよっぽどです。

塾では、宿題をやることだけではなく、中学生B君がヤル気になるようにいろいろな角度から話をしたり、「わかる」と思えるように基本的なことを分解して教えたり、学校の課題が進んでいるかチェックしたり、、、ここまでやる塾なかなか無いよってくらいです。

そんなこんなで、中学３年の受験直前の模試では、国語・英語・社会は偏差値30以上、数学と理科は偏差値40以上まで上がりました。
学校の内申もオール２以上まで上がりました。

そして、学校の面談で「都立高校はどこも行けません」と言われ、お母様も「うちの子に受験は無理だから、受験やめさせようと思います」という状態から、無事に都立高校に合格しました。
しかも最低ランクより上のレベルで。

でも、それまでの間、叱られることがあっても中学生B君が「ごめんなさい」ということは一度もありませんでした。

【塾の卒業パーティーで中学生Bくんは】

ミトヤ塾では、例年、受験が終わってから卒業パーティーを開催します。
（コロナ禍になってからは開催できないのが残念です）
合格を祝ってみんなで楽しく過ごし、さてお開きというタイミングで、「はい、誰か締めの言葉を！」と呼びかけると、B君が「僕に言わせてください」と手を挙げました。
また、お茶らけたこと言うのかなと思っていると、B君の口からはこんな言葉が出ました。
「宿題を忘れたり、補習をいっぱいしてもらったり、先生には迷惑ばかりかけてしまいました。ごめんなさい。」
学力が上がっただけではなく、人としての成長の証としての「ごめんなさい」
B君の成長が嬉しくて涙が出そうになりました。
こんな嬉しい「ごめんなさい」があるんですね。
 
ミトヤ塾では、学力の向上だけではなく、塾の授業や受験を通して何かしら成長できるよう指導し、毎年、何かしら感動のドラマがあります。
 
今時、こんな熱い塾も珍しいのではと我ながら思います。
 
是非、お子さまの成長の力にならせてください！
お問い合わせ、お待ちしております！