【中学英語】単語の覚え方

中学生のみなさん、テスト勉強は順調ですか？
中学では後期の中間テストが近付き、試験勉強を頑張っている中学生も多いことでしょう。
 
今日は、テスト勉強を頑張る中学生のみなさんのために、英語の勉強のしかたのヒントを。
 
みなさんは、英語の単語を覚えるとき、どういう覚え方をしていますか？
単語帳を作って満足して、結局覚えきれなかったなんて中学生。
何回もノートに単語を書いて覚えたはずが、いざテストのときに「あれ？なんだっけ？」なんてことになっている中学生。
多いと思います。
 
どちらのやり方も、単語だけで覚えようとするところに間違えがあります。
 
人間の脳はコンピュータと違い丸暗記には向いていません。
意味記憶（ストーリーとして記憶する）をしないと忘れやすいのが人間の脳です。
だから、単語だけで暗記しようとしても覚えにくいわけです。
 
じゃあ、どうればいいか。
教科書の英語の文をまるっと覚えたらいいんです。
 
中学生「結局、暗記じゃん」
いやいや、丸暗記とは違います。
 
文にはある程度のまとまった意味内容があります。
教科書の内容は、ある程度ストーリーになっています。
そういう英語の文の中で単語を覚えれば、単語単体で覚えるよりも、思い出そうとしたときに周りの内容が呼び水になって思い出しやすくなります。
 
中学生「でも、結局覚えなきゃいけないし、暗記は苦手だよ」
いやいや、あきらめるのは早いです。
 
頭で覚えようとするのではなく、口に覚えさせればいいんです。
 
まずは、教科書の英文をスラスラ読めるようになるまで、何回も何回も、これでもかっていうくらい音読してみてください。
トコトン音読すると、文の初めの２～３単語くらい読むと、口が勝手に1文の終わりまで英語を言うようになっていきます。
（そもそも発音がわからなくて読めないという中学生はすぐにでも塾に通った方がいいです）
 
スラスラ読めるようになったら、今度は英語を１文読んで訳を言って、次の英語を1文読んで訳を言って、という具合に訳を言えるようにしましょう。
苦手な人は訳も暗記感覚でかまいませんが、だんだんと文の構造を文法的に意識しながら訳せるようになるといいですね。
 
訳が言えるようになったら、今度は訳を見ながら、英語で言えるようにしましょう。
正しく言えているか確認するのは、家族に協力してもらってもいいでしょうし、スマホで録音して自分で聞きながら教科書と照らし合わせてチェックしてみてもいいと思います。
 
英語で言えるようになったら、今度は訳を見ながら、英語で書けるようにしましょう。
いきなり全文を書こうとすると「無理だー」ってなる中学生も多いと思うので、スペルを覚えられてなさそうな単語は３～５回くらい書いて練習してから、1文ずつ仕上げていきましょう。
 
英語の教科書の内容を、読める、訳せる、書ける状態を作るだけでも、英語が苦手だった中学生は点数が上がると思います。
単語で覚えようとするのではなく英文で覚えるのがポイントです。
是非、挑戦してみてください！
 
自分だけの勉強では難しいという中学生や、自分だけでは意志が弱くて途中でくじけてしまうという中学生は、塾に通うのも一つの手だと思います。
中学生の勉強は教科の中身も大切ですが、勉強のやり方をマスターすることも重要です。
 
ミトヤ塾では、教科の中身だけではなく、勉強のやり方もアドバイスします。
「自分だけの勉強は限界」という中学 生は、是非、無料体験授業に来てみてください。