【中学】ミトヤ塾で教われること⑨言葉の大切さ
2022/01/13
【中学】ミトヤ塾で教われること⑨言葉の大切さ
ミトヤ塾で中学 生に勉強を教えるときに意識していること、第9回目は「言葉の大切さ」を教えるということです。
もちろんミトヤ塾では「ありがとう」「ごめんなさい」「こんにちは」「さようなら」という基本的な挨拶を大切にしていますが、今日のお話は、中学 生が生活の中で発する言葉についてです。
国語の授業中に「言葉って何なのか」「言葉の本質は何なのか」という話をすることもありますし、中学 生が発したちょっとした言葉について考えさせたり、諭したりすることもあります。
言葉の大切さを教えるのは、本来であれば、塾ではなく、ご家庭や学校の役割だという考え方もあるかと思いますが、ミトヤ塾では「言葉の大切さを教えるのは、子どもと関わる全ての大人の役割」と考えています。
中学 生くらいになると反抗期で保護者の言うことを聞かなくなる場合もあるので、むしろ中学 生には塾で教えるべきことであると思っています。
ミトヤ塾では、折に触れ、中学 生に「他人の気持ちをわかろうとしない人には勉強を教えるつもりはない」と言っています。
自分が発した言葉が相手の心にはどう響くのか考え、責任ある言葉を使おうということを呼びかけています。
中学 生同士の会話を聞いていると「死ね」「ぶっ殺すよ」という言葉が聞こえてくることがありますが、そういう言葉が聞こえてくるとミトヤ塾では、言葉の大切さの話をします。
もう何年も前になりますが、私の伯父が倒れ危篤状態で、今日明日が峠ですと言われている状態で授業をしていたとき、ある中学 生が何かの拍子に「死ねよ~」と言ったことがありました。
もちろん、その中学 生に悪気はないですし、冗談のつもりで言ったであろうことはわかっていますが、そのときに私の伯父がどういう状況で、私がどう感じたかを話しました。
自分では冗談のつもりでも、傷つく人がいる場合があるのだから、そういう言葉は普段から使わないようにするべきなんじゃないかという話をしました。
実際に、冗談で言った「死ね」という言葉を受けて中学 生が自殺してしまったという事件もあるわけで、言葉を軽んじる風潮が誰かを追い詰めている事実があるということを知るべきだし、言葉は良くも悪くも力を持っているということを認識して使うべきだという話もしました。
そのときに限らず、教室の中で人を馬鹿にするような発言をしたり、傷つけるような発言をしたり、言葉を軽んじていると感じるようなことがあるたびに、何のために国語の勉強をしているのか、言葉って何なのかという話をしています。
その結果、ミトヤ塾では授業中に誰かが間違えてもバカにするような反応をする生徒はいませんし、受験期にピリピリすることもありません。
お互いに励まし合うような、とても良い環境の中で勉強をしています。
どんなに勉強ができるようになっても、人の気持ちがわからない、わかろうとしないのでは意味がありません。逆に、人の気持ちをわかろうとする心を持っているのなら、賢くならなければいけません。
言葉を大切にすることは、何のために勉強するのか中学 生が自分なりの答えを導けるようになることにつながると思います。
中学 生のみなさんは何のために勉強しますか?
保護者のみなさんは何のためにお子さんに勉強させますか?
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