【受験生】スマホを敵にするか、味方にするか
2022/01/18
【受験生】スマホを敵にするか、味方にするか
「子どもがスマホをいじってばかりで勉強しない」
そう悩むお母さまも多いことと思います。
そこで今日は、受験生とスマホについてお話ししたいと思います。
とはいっても、この冬に受験を控える受験生というより、来年度以降の受験生、今の中学2年生や中学1年生に役立つお話です。
スマホは今や生活に無くてはならないレベルで普及していて、非常に便利な道具です。
スマホに限らず道具というのは、そのもの自体に善悪があるのではなく、その善悪は使い方次第ですよね。
中学生にとって、特に受験生にとって、スマホは使い方によっては勉強に活用できる優れた道具です。昔であれば、わざわざ図書館に行って、大量にある本の中から探さなければならなかった調べものが、一瞬にして手元で調べられるわけですから、勉強中の調べものの効率がとんでもなく上がります。
英語の発音なんかもスマホで調べれば発音してくれますし、使い方次第で勉強に活用できる幅も広がります。
受験生にとって、こんなに便利な道具は他にはないと思います。
スマホを「受験生の味方」にできれば、勉強もはかどります。
その一方で、中学生のスマホの使い方を見てみると、ゲームをしたり、SNSを利用したりと、遊ぶ道具でしかない場合がほとんどです。
しかも、驚くべきことに、わからないことを「スマホで調べる」という発想を持っていない中学生も少なくありません。
そういう状態で受験生になると、かなり高い確率でスマホが受験勉強の妨げになります。つまり「受験生の敵」になります。
そうならないように親が取り上げようものなら、反抗期の中学生はほとんどの場合キレます。「スマホを返してくれないと勉強しない」と言って全く勉強しなくなるケースもあります。
では、どうするか。
ミトヤ塾では、スマホやゲーム、趣味の時間などについて、受験生になってから困らないように、中学1・2年生の内から話をしていきます。しっかり布石を打っておくわけです。
スマホを「受験生の味方」にすることのメリット、「受験生の敵」にすることのデメリットを話したうえで、「中学2年生の終わりまでに、自己管理ができることを親に示しなさい」という話をします。
そして、「受験生になった段階で、家の人から、スマホいじってばかりで勉強しないという話が出てくるとしたら、それは自己管理ができていないということだから、周りの大人に協力してもらう必要があるということ。そのときは自分から家の人にスマホの管理について協力をお願いするように。」と約束しておきます。
この話を受けて、自分でしっかり管理できるようになる中学生もいれば、自己管理できないままの中学生もいます。
それでも大切なのは、一度自分で管理させてみて、自己管理ができないことを実感させることです。
受験生になった段階で、自己管理ができるようになっていない場合は、本人もそのことを理解しているので、保護者の方や私と話し合ったうえで、スマホの利用のルールを定め、本人の手元に置いておく時間を制限するなどします。
あらかじめ、親ではなく他人である私と約束し(親だと甘えが出てしまいますからね)、一度自分で管理できるかどうかを試したうえでのことなので、本人も理解・納得しているため、それに反発する受験生はいません。
受験生の途中から入塾した生徒だと、そもそも約束していないため反発する場合もありましたが、、、
ということで、受験生になってから手を打つのでは、スマホが受験の敵になる可能性大です。
ミトヤ塾では、勉強そのものだけではなく、受験生の周りにある環境についても、段階を踏んで悪い方向に行かないように、良い方向に進むように、日頃から生徒たちとコミュニケーションをとっています。
中学生は成長の一過程として反抗期に差し掛かり、親の言うことを聞かなくなる場合も多いので、ミトヤ塾がお役に立てることもあるかと思います。
ひとまず、受験生になる前に「スマホの使い方」について、親子で話し合ってみましょう!
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