【中学】社会もただの暗記科目と思うなかれ!
2022/01/21
【中学】社会もただの暗記科目と思うなかれ!
昨日に引き続き、中学の学年末テストに向けたお話、、、
というより、高校入試に必要なお話。
今日は「社会」についてです。地理に偏った話になるかもしれません。
社会に関しても「社会は暗記科目だから、覚えればOK」みたいな話をする人がいますが、やっぱりそれは間違えです。
中学の定期テストの場合、暗記すればOKみたいな問題を出す先生もいますが、それに慣れてしまって高校入試の社会も同じだと思ってしまう中学 生は後で困ったことになります。
社会も暗記ではなく理解が必要な教科です。
例えば、高校入試の地理の問題で雨温図が出題されますが、この問題を解くために必要なのは、日本各地や世界の各地域の雨温図を覚えることではなく、どういう場所で、どうして暑いのか寒いのか、どうして雨が多いのか少ないのか、どうして季節による気温や降水量の違いがあるのかということを理解しておくことです。
つまり、地形が気候にどう影響しているかという因果関係の理解が必要だということです。
それを理解するためには、どこに山脈があるとか、海流は暖流か寒流か、風はどの向きに吹いているかを覚える必要があります。社会も昨日お話した理科と同じように、覚えるためには理解が必要で、理解するためには覚えることが必要です。
しかし、中学 生は社会を「暗記科目」と思って、試験範囲の何を覚えればいいのかすらわからなかったり、とりあえず大事そうなことを覚えるだけで理解が伴っていなかったり、覚えたことを使って問題を解く作業をしていなかったりするので、当然、テストでは点数がとれません。
また、高校入試の社会の問題の中には、中学で習ったのか習っていないのかわからないような、一般常識のような知識が必要になる問題があります。
これは、覚えようとして覚えるのでは限界がありますし、何を覚えればいいのかなんて、範囲が広すぎてはっきりしません。(よく出るものはあるにはありますが、それでは足りません)
そこで必要になるのが、普段からニュースを見たり、スーパーで買い物をしたりして、日本各地や世界各国の様子、各地域の名産品に幅広く触れておくことです。
ところが、今の中学 生はテレビよりもYou Tubeなどの動画に触れる時間が長いため、自分が興味のあることばかりに偏って、一般的に知られていることを知らないままになっていることが多いです。
中学 生に新聞を読めとまでは言いません。せめて、テレビなどで各地域の様子や社会問題に触れるなど、普段から幅広い知識を身につけ、それをもとに考える習慣をつけるようにしましょう。
ちなみに、ミトヤ塾では中学 生の知識不足を補うために、社会の授業はもちろんのこと、他教科の授業でも、そのときの時事問題について話したり、話題になっている国がどこにあるのか確認したり、普段から知識を増やすような脱線話を中学 生が興味を持てるような角度で盛り込んでいます。
ご家庭でも、ニュースになっていることについて会話する機会を増やしてみましょう!
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