塾の選び方の基準はハッキリしていますか？

２月に入ると、新年度からの塾通いのために情報を集めたり、問い合わせをしたり、体験授業を受け始めたりする方が増えます。
 
でも、塾を選ぶときに、選び方の基準を明確にしていますか？
選び方を間違えると、お子さまに合わない塾に通うことになってしまい、また選び直すことになってしまいます。
 
ミトヤ塾に中学の途中から来る生徒で「はじめからミトヤ塾に来てればよかった」という生徒が何人もいますが、最初から自分に合う塾に通うためには、それなりな選び方をしなければいけません。
 
まず、塾に通う目的は「学習習慣をつけたい」「勉強につまずかないように」「学力・成績を上げたい」「受験への準備」などがあると思います。
ところが、どこの塾のホームページや資料を見ても、それらの目的は達成できるようなことが書いてありますよね。
そうなると、どういう選び方をすればいいのかわからなくなります。
 

【失敗しない塾の選び方】勉強以外のことも考慮に入れましょう

そこで、選び方の基準として、科目以外のこと、勉強の周辺のことに目を向けてみてください。
実は、塾の選び方として大切なのは、直接的な勉強のことよりも勉強に間接的に関わっている勉強の周辺の方なんです。
 
例えば、生徒のやる気を上げていくには、授業がある程度楽しい方がいいでしょうし、生徒が塾に行くことを楽しみになるような状態であることが望ましいですよね。
だとすると、生徒と講師のコミュニケーションをしっかりと考え大切にしている塾であることを、選び方の基準に加えた方が良いでしょう。
 
また、勉強の進め方や、テスト勉強の計画の仕方なども指導しているかどうかも選び方の基準にしましょう。
ただ、教える側が立てた計画を、生徒が受け身になってこなすだけだとしたら、計画の立て方を学ぶ機会を奪われていることになります。

【失敗しない塾の選び方】形式は実はあまり重要ではない

塾の選び方として「集団指導塾」「個別指導塾」を基準にする方も多いと思いますが、それはなぜでしょうか？
おそらく、「集団指導だと質問できない、ついていけない」という心配があったり、「個別指導だとアルバイトの学生の指導だから不安だ」という消極的な理由からである場合が多いでしょう。
 
でも、集団だろうと個別だろうと、講師の力量があれば特に差はありません。
実際、ミトヤ塾では集団指導で授業を行なっていますが、質問ができないタイプの生徒でもしっかりとフォローしたり、授業についてきにくい生徒は無料で補ったりします。
むしろ集団だからこそのメリットを活かせるように、お互いに切磋琢磨できる雰囲気を作っていますし、受験が迫ってくると生徒同士が励まし合いながら頑張れる状態になっています。
 
ということは、学生のアルバイトではなくベテランのプロ講師に指導してもらいたい、ちゃんと質問ができたり、授業についていける塾に通わせたいという要望は二者択一ということではなく、同時に叶えることができるということです。
そう考えると、「集団か個別か」を塾の選び方の基準にするのはナンセンスですよね。
 
細かいことを言えば、他にも選び方の基準にするべきことはありますが、勉強そのものだけではなく、お子さまが勉強に前向きになれる仕組み、楽しく塾に通えるしかけを、どのくらい考え大切にしている塾なのかも選び方の基準にすることをお勧めします。
どんなに教えるのが上手いとしても、お子さまが前向きに通える塾でなければ、先生の指導が響かないですからね。
 
これまでのブログ記事を読んで頂ければわかると思いますが、ミトヤ塾では勉強そのものはもちろんのこと、勉強がスムーズに行くように、勉強の周辺のことをしっかりと考えているからこそ、生徒とのコミュニケーションをなんとなく感覚的に大切にするのではなく、コーチングや心理カウンセリングの専門的な知識を踏まえて生徒とコミュニケーションをとっています。
 
ただ「大切」と言うだけではなく、大切だからこそ専門的なことを学び、資格を取得するレベルで大切にしています。
ここまで徹底している塾は、かなりレアだと思いますよ。
 
そういう塾もあるということを踏まえて、塾の選び方の基準を見直してみましょう！