子供の学力向上は学校のおかげ?塾のおかげ?
2022/06/10
子供の学力向上は学校のおかげ?塾のおかげ?
先日、Twitterで子供の学力が上がるのは学校のおかげだとか、塾のおかげだとか議論しているのを見かけました。
どちらの立場の人も、自分たちの手柄にしたいだけに感じましたが、実際のところどうなのでしょうか。
学校にも塾にも、熱心で面倒見のいい指導力のある先生もいれば、やる気のないダメな先生もいます。
また、地域によっても、塾が必要ないくらい学校がしっかりと面倒をみて子供の学力が上がっている地域もあれば、塾に通っている子供と通っていない子供の学力差が開く一方の地域もあります。
ということは、学力が上下することの要因がどちらなのかは一概に言えないのです。
本気で子供の学力を上げたいなら学校と塾が協力を
大切なことは、学校も塾も、子供の学力を考えるなら協力的な姿勢でいることだと思います。
そもそも、教育というのは親だけでするものでも、学校だけでするものでもなく、
子供に関わる大人全員でするものです。
授業についていけない子供がいるなら、学校で補習してあげたり、塾に通ったり、保護者の方がみてあげたり、できる人ができる範囲で関わっていけばいいし、子供の学力が上がったなら誰の手柄とかではなく、みんなで喜べばいいだけのことです。
学校の先生の中には、塾を敵対視する先生もいますし、反対に、塾業界にも学校の先生を見下すような先生もいます。
ですが、実際に話をしてみると、それぞれの立場や考えをわかっていないだけで、誤解が解ければ建設的な意見交換ができたりします。
私のように個人経営の塾だと、地域や近隣の学校と積極的に関わることで、学校の先生とお話しする機会をつくれます。
子供の学力を上げる取り組みとして、学校ができること・できないこと、塾ができること・できないこと。
具体的な内容は地域によって異なると思いますが、そういう意見交換をすることで、子供の学力向上のための、それぞれの役割が見えてきます。
今はまだ意見交換くらいしかできませんが、子供たちの教育のために学校と塾が連携できるようになればいいなと思います。
制度化するとなると問題も出てくるでしょうし、「仕事が増えるから」と嫌がる先生もいるかもしれませんが、学校と塾が連携できるようになれば、課題の量の調節や、苦手な単元の克服方法の工夫など、おもしろいことができそうだななんて思います。
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