塾の合格実績の裏側にあるもの

先日、生徒からこんなことを聞きました。
「友だちが、第一志望を変えたらしいんですよ。」
 
それって努力が届かず志願変更したのかなと思って聞いていると、
なんでも、その子が通っている塾の教室長の方針で、模試でA判定以上がとれていない高校は受験させてもらえないとのこと。
B判定は取れていたのに受験させてもらえないと。
 
その生徒いわく「その塾、どれだけ合格実績欲しいんだって感じ。」
塾の実績に不合格をつけたくないがために安全に安全に進路指導をして、挑戦すらさせてもらえないって、何様のつもりなのかと。

ミトヤ塾はD判定からの合格実績多数！

ご存じの方もいると思いますが、都立高校入試に向けた模試は１月の上旬が最後で、都立高校入試は２月21日なので、模試から入試まで１か月以上あるわけです。
入試直前の１カ月って、かなり伸びます。
少なくともミトヤ塾では、最後の追い込みの時期に伸びる生徒が毎年何人もいます。
 
もちろん、伸びるといっても限界はあるわけですが、模試でB判定をとれていたなら、１カ月あればA判定レベルに持っていくことはミトヤ塾なら不可能ではないです。
 
ご家庭の方針もあるので、とにかく都立高校に合格できるように挑戦ではなく確実なラインでという場合は確実に合格できるラインをアドバイスしますが、本人もご家庭も、挑戦でも可能性があるのなら挑戦したいということであれば、合格の可能性やリスクをアドバイスしたうえで、全力で応援します。
 
塾は進路に関してはあくまでアドバイザーであって、最終的に受験校を決定するのは本人とご家庭です。
 
だからこそ、毎年のように模試でD判定やE判定から合格を勝ち取る生徒がいますし、不合格だったとしても、合格の可能性が低くても挑戦したいという意志の下での受験なので苦情を言われたことは一度もありませんし、むしろ「わがまま言って塾の実績に傷をつけてすみません」と言われる程です。
 
でも、塾の実績に傷がついたなんて思いません。。
不合格よりは合格の方がいいのは当然ですが「併願の私立高校も行きたい学校だから都立は挑戦したい」ということであれば、それを否定する理由はないですし、それは塾が決めることではありません。
勉強も受験も、主役は受験生本人ですから。
 
ともあれ、ミトヤ塾の進路指導は塾の方針を押し付けるようなことはしません。
今回の都立高校入試も、挑戦レベルを受けた生徒、確実に合格できるレベルで受けた生徒など、それぞれのご家庭の方針ごとに受験校の選び方は様々です。
 
ミトヤ塾では、各ご家庭の方針に沿って、それぞれに合わせた進路指導、、、というより進路相談をしています。
それぞれの状況の中でお子さまの最大限の結果に結びくようにアドバイスさせて頂いています。
 
そんな塾もあるんだなと知って頂き、お役に立てる日が来れば幸いです。